【Word】SmartArtを画像にする方法|図形への変換はPowerPointと区別する

【Word】SmartArtを画像にする方法|図形への変換はPowerPointと区別する
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WordのSmartArtを一枚の画像にしたい場合は、全体を選んで右クリックし、「図として保存」を使います。文書内で画像として複製したいなら、Windows版の「形式を選択して貼り付け」で利用できる画像形式を選ぶ方法もあります。

一方、「SmartArtのデザイン」→「変換」→「図形に変換」は、Wordの標準手順として案内できる機能ではありません。個々の図形へ変換する作業は、対応するPowerPointなどと区別して進めます。

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1. 画像化と図形への変換で、残る機能が違う

【要点】画像にすると図全体を一つの絵として扱います。図形に変換すると各パーツを編集できますが、SmartArtの階層編集や自動レイアウトは失われます。何を自由にしたいのかを先に決めることが大切です。

部署名を入れ替えたり、項目を追加したりするだけなら、SmartArtのままテキストウィンドウで直す方が向いています。一つの箱の色や線を変えることも、変換せずにできる範囲があります。自動配置が気になるという理由だけで画像にすると、後の文字修正がかえって難しくなります。

完成した関係図をほかの資料へ載せるなら画像が便利です。全体の移動、拡大縮小、トリミングはできますが、画像内の部署名をWordの文字として打ち直すことはできません。訂正時に戻れるよう、変換前の文書を別名で残します。

保存した画像や変換後の図形から、元のSmartArtへ自動で戻せるとは考えないでください。「保存」だけでは元の状態を別に保管したことにならず、同じファイルを上書きすれば変換後の状態が残ります。

※ お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Wordトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. WordでSmartArtを画像ファイルとして保存する

デスクトップ版Wordでは、まず図全体の外枠を選びます。内部の四角だけを選んでいると、その一部分だけが操作対象になることがあります。

  1. SmartArt全体の外枠をクリックして選択します。
  2. 右クリックし、「図として保存」を選びます。
  3. 保存形式を選び、元図と区別できるファイル名を付けます。
  4. 保存した画像を開き、すべての項目と線が入っているか確認します。
  5. Wordへ戻す場合は「挿入」→「画像」から保存したファイルを選びます。

文字の入った図ならPNGが候補になります。JPEGは写真に向いた形式で、細い文字や線の周囲に圧縮の影響が見える場合があります。ただしPNGであっても、画素数が少ない画像を大きく拡大すれば細部は粗くなります。

対応版でSVGが選べる場合は、拡大縮小して使う図の候補になります。利用できる形式は版やOSで違うため、一覧にあるものを確認してください。Mac版ではControlキーを押しながらクリックして同様の保存項目を開けますが、Windowsの形式一覧と同一ではありません。

保存した図を挿入して内容を確認するまでは、元のSmartArtを消さずに残します。採用する画像が決まったら、配布用文書の重複だけを整理し、編集用の原本を別に保管します。

3. 文書内で画像として貼り付ける場合

Windowsのデスクトップ版Wordで、画像ファイルを経由せずに複製したいときは、SmartArt全体をコピーし、「ホーム」の「貼り付け」の一覧から「形式を選択して貼り付け」を開きます。

利用できる一覧に「図(PNG)」や「図(拡張メタファイル)」などがあれば、目的に合う形式を選んで貼り付けます。文字だけを選択してコピーしていると、図全体を画像として貼るための候補になりません。まず外枠を選択してコピーし直してください。

拡張メタファイルはWindowsで使われる画像形式ですが、図に含まれる写真や効果まで無制限に高精細になるわけではありません。Mac版やWeb版にも同じ候補が必ず出るとは限らないため、項目がなければ「図として保存」と画像の挿入を検討します。

画像にすると、内部の図形同士の位置関係は一枚の絵になります。しかし画像自体は、Word上の折り返しや段落に従って移動します。「画像化すれば本文を増やしてもページ上の位置が絶対に変わらない」という意味ではありません。

4. 個別の図形へ変換するならPowerPointで作業する

Microsoftが案内する「図形に変換」の対象にはPowerPointとExcelが含まれますが、Wordは含まれていません。ここではWindowsのデスクトップ版PowerPointで編集する場合を説明します。Word側に同じメニューを探し続ける必要はありません。

  1. WordのSmartArt全体をコピーし、PowerPointの空のスライドへ貼り付けます。
  2. 貼り付け後にSmartArtとして選択できることを確認します。画像なら図形への変換対象にはなりません。
  3. 「SmartArtのデザイン」→「変換」→「図形に変換」を選びます。
  4. 必要な場合だけ、グループ化のメニューからグループを解除してパーツを調整します。
  5. 文字、矢印、階層関係を見直し、PowerPointの編集用ファイルを保存します。

Wordへ戻す際、完成した見た目を載せたいなら画像として保存・挿入できます。引き続きパーツを編集したい場合は、貼り付け後に何として扱われているかを確認します。Wordへ貼るだけで必ず編集可能な図形一式になる、と決めつけないことが必要です。

例えば部門の箱を左右へ動かした場合、線が意図した相手につながっているかを必ず見ます。箱だけが動いて接続線が残ると、組織の関係を誤って伝えます。図形の自由な配置には、関係の確認も伴います。

PowerPointが使えず、数個の図形を自由に配置したいだけなら、Wordの「挿入」→「図形」で作り直す選択肢もあります。これはSmartArtの自動変換とは別の作業です。元の図を参照しながら、文字と接続関係を照合します。

5. 修正の予定に合わせて形式を選ぶ

形式 向いている作業 残らない機能
SmartArt 項目や階層の追加、レイアウト変更 すべての部品の自由配置には制約がある
PowerPointで変換した図形 各パーツの形や位置の調整 SmartArtとしての自動配置
PNGなどの画像 確定図の挿入や配布 図内の文字・図形の個別編集

画像を配る場合は、図の意味を本文にも書き、適切な代替テキストを付けます。画像にした文字は、通常の本文と同じように検索・読み上げ・修正できるとは限りません。必要な部署名や判断条件を画像だけに閉じ込めないようにします。

原本と配布用には区別できる名前を付けます。例えば編集用のWordまたはPowerPointと、掲載用のPNGを分ければ、翌月の担当変更にも原本から対応できます。

6. 変換後は全体と細部を見比べる

変換が終わったら、項目の欠落、改行の変化、接続線の位置、外側の余白を元図と比べます。小さく表示した全体だけでなく、最も細い線や最も長いラベルも確認してください。

Wordでは画像化の手順を使い、個別図形への変換は対応するアプリで行う。この区別を押さえ、編集用の原本を残して進めれば、後から訂正が出ても対応しやすくなります。

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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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