Zoomでオンライン会議を行うとき、バーチャル背景やビデオフィルターを使うと印象が大きく変わります。しかし、背景画像とフィルター効果を同時に設定しようとして「うまく反映されない」「どのメニューから設定すればいいのかわからない」とお困りの方も多いでしょう。この記事では、Zoomの「背景とフィルター」設定を使って、バーチャル背景とスタジオエフェクトなどのフィルター効果を同時に適用する方法を、ステップごとにわかりやすく解説します。
【要点】バーチャル背景とフィルター効果を同時に使うには
- 設定→背景とフィルター→バーチャル背景: ここで背景画像やぼかしを選択したあと、同じ画面の「ビデオフィルター」タブでフィルターを追加します。両方のチェックが入った状態が組み合わせの条件です。
- PCアプリとモバイルアプリで手順が異なる: パソコンでは「背景とフィルター」画面内でタブを切り替えるだけですが、スマートフォンでは背景設定とフィルター設定が別の場所にあるため、順番に設定する必要があります。
- スタジオエフェクトは一部の背景と競合する: 背景に「ぼかし」を選んだ場合、一部のスタジオエフェクト(例:カラーフィルター)がグレーアウトすることがあります。その場合は背景を画像に切り替えると解決します。
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目次
背景画像とフィルター効果を組み合わせるとは
Zoomには「バーチャル背景」機能と「ビデオフィルター」機能の2つがあります。バーチャル背景は、実際の背景を画像や動画に置き換えたり、ぼかしをかけたりする機能です。ビデオフィルターは、顔にスタジオエフェクト(ヒゲや帽子などのアクセサリー)を追加したり、色調補正(明るさや彩度の調整)を適用したりする機能です。これらは独立した機能ですが、同時に有効にすることで、例えば「海辺の画像を背景にしながら、顔にサングラスのフィルターをかける」といった演出が可能になります。
組み合わせるための準備と前提条件
フィルターと背景を組み合わせるには、以下の条件を満たしている必要があります。
- Zoomデスクトップクライアント(Windows / Mac)バージョン5.2.0以降、またはモバイルアプリ(iOS / Android)バージョン5.2.0以降であること。
- ビデオフィルター(スタジオエフェクト)を使用するには、64ビット版のZoomクライアントが必要です。32ビット版では利用できません。
- バーチャル背景をスムーズに表示するには、ある程度のCPU性能とメモリが必要です。フィルターと同時に使うと処理負荷が高まりますので、動作が重い場合はどちらか一方だけにすることをおすすめします。
背景とフィルターを同時に設定する手順
ここではPCアプリとモバイルアプリそれぞれの手順を説明します。どちらも「背景とフィルター」設定画面を使いますが、モバイルでは若干操作が異なります。
PCアプリ(Windows / Mac)での設定手順
- Zoom設定を開く
Zoomアプリを起動し、画面右上の歯車アイコン(設定)をクリックします。 - 「背景とフィルター」を選択
左側のメニューから「背景とフィルター」をクリックします。デフォルトで「バーチャル背景」タブが表示されます。 - バーチャル背景を設定する
「バーチャル背景」タブで、使いたい背景画像やぼかしをクリックして選択します。チェックマークが付いた状態にします。 - ビデオフィルタータブに切り替える
同じウィンドウの上部にある「ビデオフィルター」タブをクリックします。 - フィルター効果を選択する
表示されたフィルター一覧から、追加したいスタジオエフェクトや色補正フィルターをクリックします。こちらもチェックマークが付きます。複数のフィルターを同時に適用することはできませんが、背景とフィルターは独立しているため、両方のチェックが入っていれば組み合わせが成立します。 - プレビューで確認する
設定画面の右下にカメラプレビューが表示されます。背景とフィルターが同時に反映されていることを確認してください。問題なければ設定画面を閉じます。
モバイルアプリ(iOS / Android)での設定手順
- ミーティング中に設定を開く
モバイルアプリでは、ミーティング中にしか背景とフィルターの設定ができません。画面下部の「その他」(…)をタップし、「背景とフィルター」を選択します。 - バーチャル背景を選択する
「背景」タブが開きます。使いたい画像をタップすると背景が適用されます。ぼかしを選ぶこともできます。 - フィルターを設定する
画面上部の「フィルター」タブ(アイコンが顔のマーク)をタップします。一覧から好きなフィルターを選んでタップすると適用されます。背景はそのまま残ります。 - 設定を閉じて確認
左上の×ボタンをタップして設定を閉じます。ビデオ画面に背景とフィルターが同時に表示されていることを確認してください。
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組み合わせでよくあるトラブルと対処法
背景とフィルターを同時に使う際に起きやすい問題とその解決方法をまとめます。
フィルターがグレーアウトして選択できない
原因は、背景を「ぼかし」に設定している場合です。Zoomの仕様で、ぼかし背景と一部のビデオフィルター(特に「スタジオエフェクト」の色調系)は同時に使えません。解決策は、背景を画像(写真や動画)に変更することです。ぼかしではなく、任意の画像を選べばフィルターが選択可能になります。
背景が表示されずフィルターだけが適用される
これはバーチャル背景の設定が正しく反映されていない場合に起こります。手順を確認し、背景タブで選択した背景にチェックマークが付いているか確かめてください。また、フィルタータブに切り替えたときに背景のチェックが外れていないか注意します。両方のタブで選択状態を確認することが重要です。
動きがカクカクする、処理が重い
背景とフィルターを同時に適用すると、CPUとGPUに高い負荷がかかります。特に古いパソコンやスマートフォンでは、映像がスムーズに表示されないことがあります。対処法として、背景を「ぼかし」から静止画像に変更する、フィルターをオフにする、またはZoomの「ビデオ設定」で「ハードウェアアクセラレーション」を無効にしてみてください。それでも改善しない場合は、どちらか一方だけを使うことをおすすめします。
バーチャル背景とフィルターの組み合わせ例
| 背景の種類 | おすすめフィルター | 演出効果の例 |
|---|---|---|
| 自然の風景画像(山、海) | 「サングラス」や「帽子」のスタジオエフェクト | リラックスした雰囲気の会議に最適 |
| オフィス風の画像 | 色補正フィルター(明るさアップ、彩度控えめ) | プロフェッショナルな印象を与える |
| ぼかし(標準ぼかし) | 「猫耳」や「ヒゲ」などのアクセサリー | カジュアルな社内イベントや親睦会に |
まとめ
Zoomでは「背景とフィルター」設定を活用することで、バーチャル背景とビデオフィルターを同時に使えます。PCでは同じ設定画面内でタブを切り替えるだけで簡単に組み合わせられます。モバイルではミーティング中に「背景」と「フィルター」タブをそれぞれ設定します。処理負荷が気になる場合は、背景を静止画に変えたりフィルターを軽めにしたりして調整してください。ぜひ、自分だけのオリジナルな背景とフィルターの組み合わせを見つけて、オンライン会議をもっと楽しく演出してみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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