パソコン画面全体を共有してしまうと、意図しないアプリケーションやデスクトップのファイル、通知バナーなどが参加者の目に触れるリスクがあります。特にリモートワークでのプレゼンテーションやお客様との打ち合わせでは、情報漏洩を防ぐために共有範囲を限定することが重要です。Zoomには、特定のウィンドウだけを選んで共有する機能が標準で搭載されています。この機能を活用すれば、必要な資料だけを見せながら、他の作業を安心して続けられます。本記事では、特定のウィンドウだけを共有する具体的な手順から、よくあるトラブルの対処法までを詳しく解説します。
【要点】特定のウィンドウだけを共有する3つのポイント
- 共有ボタン→「基本」タブ内の「ウィンドウ」セクション: 共有したいウィンドウを開いておき、この手順で選ぶだけで他の画面が映り込みません。
- キーボードショートカットAlt+S(Windows)/Cmd+Shift+S(Mac): 共有中に別のウィンドウに切り替えたい場合、このショートカットで共有するウィンドウを素早く変更できます。
- 共有中のツールバー「新しい共有」ボタン: すでに共有している状態で別のウィンドウを共有したい場合、このボタンから再度選択し直せます。
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目次
特定のウィンドウ共有がもたらす3つのメリット
Zoomの画面共有には「画面全体」「ウィンドウ」「ブラウザタブ」の3つのモードがあります。その中でも「ウィンドウ」を選ぶと、選択したアプリケーションのウィンドウだけが参加者に表示されます。この機能を使う最大のメリットは、不要な通知や他の作業中のファイル、デスクトップの背景などが映り込まないことです。また、参加者に余計な情報を与えず、プレゼンに集中してもらえるという効果もあります。さらに、共有中に他のアプリケーションで作業しても、その画面は参加者には見えません。これにより、資料を表示しながら内部でメモを取ったり、別の資料を準備したりすることが可能です。複数のモニターを使っている場合でも、選択したウィンドウだけが共有されるため、混乱が生じにくいという利点もあります。
特定のウィンドウを共有する具体的な手順
共有を開始する基本手順
- 共有したいアプリケーションを事前に開く
共有するウィンドウをあらかじめ起動して、前面に表示させておきます。最小化されていると選択肢に表示されません。 - Zoomの画面下部にある「画面の共有」ボタンをクリックする
ミーティング中に画面共有を開始するボタンです。 - 表示されたポップアップの「基本」タブ内にある「ウィンドウ」セクションを確認する
ここに現在開いているアプリケーションのサムネイルが一覧表示されます。 - 共有したいウィンドウのサムネイルをクリックして選択する
一覧から目的のウィンドウを選び、青いハイライトがついたことを確認します。 - 右下の「共有」ボタンをクリックする
これで選択したウィンドウだけが参加者に表示されます。
共有中に別のウィンドウに切り替える方法
- 画面共有中にツールバーの「新しい共有」ボタンをクリックする
画面上部中央にあるバーの「新しい共有」ボタンです。 - もう一度共有するウィンドウを選択する
先ほどと同じ手順で新しく共有したいウィンドウを選びます。 - またはキーボードショートカット「Alt+S(Windows)」「Cmd+Shift+S(Mac)」を使う
このショートカットは共有するウィンドウの選択画面を直接開きます。切り替え後も同じショートカットで共有を停止できます。
共有を停止する方法
- ツールバーの「共有を停止」ボタンをクリックする
赤い「共有を停止」ボタンです。またはキーボードショートカット「Alt+S(Windows)」「Cmd+Shift+S(Mac)」でも停止できます。
特定のウィンドウ共有で起こりやすいトラブルとその対策
共有したいウィンドウが一覧に表示されない
最小化されたウィンドウや、一部のシステム設定画面などは共有できない場合があります。まずは該当のアプリケーションを通常のウィンドウモードに戻してから再度試してください。また、管理者によってウィンドウ共有が制限されていることもあります。その場合はZoomの設定で許可が必要です。
共有中に別の作業をすると画面が切り替わってしまう
ウィンドウ共有では、共有しているウィンドウが前面にある限り表示は安定します。しかし、共有中のウィンドウ内で別のタブや領域にフォーカスを移すと、その部分が表示されることがあります。特にブラウザのタブ切り替えは注意が必要です。共有中は操作を最小限に抑えるか、画面全体共有を検討しましょう。
Macで「画面収録の許可」を求められる
macOSではセキュリティのため、Zoomに画面収録の許可が必要です。初めてウィンドウ共有をする際にポップアップが表示されたら、システム環境設定の「プライバシーとセキュリティ」→「画面収録」からZoomにチェックを入れてください。許可しないと共有が開始できません。
ブラウザタブの共有との違いを間違えやすい
Zoomには「ブラウザタブ」を共有するオプションもあります。これはChromeなどのブラウザの特定タブを指定して共有するものです。ウィンドウ共有と異なり、ブラウザ内の別タブの操作も表示される場合があるため、プライバシー面ではウィンドウ共有の方が安全です。用途に応じて使い分けてください。
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画面全体・ウィンドウ・ブラウザタブの共有モード比較
| 共有モード | 表示範囲 | プライバシー保護 | 複数モニタ対応 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 画面全体 | デスクトップ全体 | 低い(通知や他の画面も映る) | 全モニタを共有可能 | 初心者向け、操作全般を見せる場合 |
| ウィンドウ | 選択したアプリケーションのみ | 高い(他のウィンドウは映らない) | 1つのウィンドウのみ | プレゼン、デモ、資料共有 |
| ブラウザタブ | ブラウザの特定タブのみ | 中程度(タブの操作は映るが他のアプリは映らない) | 該当タブのみ | Web会議中のWebページ共有、動画視聴 |
まとめ
特定のウィンドウだけを共有する機能を使えば、Zoomミーティング中の情報漏洩リスクを大幅に減らせます。本記事では、共有開始の基本手順から切り替え方法、よくあるトラブルへの対処までを解説しました。次回のミーティングでは、ぜひ「画面全体」ではなく「ウィンドウ」共有を試してみてください。また、キーボードショートカットのAlt+S(Windows)/Cmd+Shift+S(Mac)を覚えておくと、共有操作がよりスムーズになります。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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