【Word】封筒が給紙できない・詰まるときの確認|対応封筒と用紙種類

【Word】封筒が給紙できない・詰まるときの確認|対応封筒と用紙種類
🛡️ 超解決

Wordから封筒を印刷しても吸い込まれない、途中で止まる、しわが付く。そんなときは、宛名の位置を動かす前に、封筒がそのプリンターで使えるかを確認します。「厚紙」を選べばすべての封筒が通るわけではありません。

ここでは、給紙できない・紙詰まりになる場合を中心に、対応する封筒、給紙口、用紙種類を順に確認します。Wordの操作はWindowsのデスクトップ版を対象にしています。

ADVERTISEMENT

1. 紙詰まりと用紙設定のエラーを分ける

まずプリンター本体の表示を読みます。「用紙をセットしてください」「用紙サイズが違います」と表示されているなら、封筒が内部で詰まったとは限りません。指定された給紙口に紙がない場合や、本体へ登録した用紙情報と印刷設定が違う場合にも印刷は止まります。

紙詰まりの表示がある、封筒の一部が内部に残っている場合は、印刷を追加で送らず、その機種の紙詰まり除去手順を開いてください。動いている封筒を手で押し込んだり、抵抗のある紙を無理に引き抜いたりしません。電源を切るタイミングや開けるカバーも機種の指示に従います。

止まり方 先に確認する場所
給紙が始まらず用紙エラー 本体の表示、指定トレイ、登録サイズ・種類
封筒を吸い込まない・斜めに入る 対応封筒、反り、積載枚数、用紙ガイド
内部で止まる・しわが付く 機種別の除去手順と使用できない封筒
正常に排紙されるが宛名の向きが違う 印刷面・給紙方向・回転設定
※ お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Wordトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

2. 封筒の寸法だけでなく加工も確認する

説明書の「使用できる用紙」「封筒のセット」を開き、封筒の規格、厚さや重さ、加工、使える給紙口を照合します。Wordで寸法を指定できることと、プリンターがその封筒を扱えることは別です。

例えばCanon TS8630 seriesは、角形封筒、型押し・コーティング加工、二重のふた、シール式のふたを持つ長形封筒、のりに粘着性が出た封筒を使用不可としています。これは同機種の条件です。窓付きなど特殊な封筒も、手差しなら使えると判断せず、使用機種の対応表で確認してください。

対応外なら、対応する未使用の封筒へ替えます。テープで加工して通そうとしたり、一度しわになった封筒を繰り返し給紙したりすると、原因の切り分けも難しくなります。

3. 指定された給紙口と用紙種類を合わせる

「手差しは必ず直線、カセットは必ず曲がる」といった共通の構造はありません。説明書が指定する給紙口を使います。TS8630 seriesの封筒は後トレイから給紙し、Windows用ドライバーと本体の用紙種類はいずれも「封筒」です。「普通紙」や「厚紙」で代用する案内ではありません。

  1. 印刷先の機種名を確認し、その機種の封筒セット手順を開きます。
  2. 指示どおりに反りやふくらみを整え、ふたの扱いと印刷面を確認します。
  3. 対応する給紙口へ、積載上限を超えない枚数をセットします。最初の確認は1枚にします。
  4. 用紙ガイドを封筒に合わせ、本体で求められるサイズ・種類を登録します。
  5. 印刷画面のプリンタープロパティでも、同じサイズ・種類・給紙方法を選びます。

ふたを開くか閉じるかは、封筒の種類でも変わります。別機種の写真や以前の成功例だけを基準にせず、今回はどの給紙口を使っているかまで合わせてください。

4. Wordの封筒設定を確認して1枚試す

Windows版Wordの「差し込み文書」→「封筒」→「オプション」で、実物と合う封筒サイズを選びます。「給紙オプション」では、面・位置・先に入る辺を確認します。ここに表示される給紙方法はプリンタードライバーの情報を使うため、正しい機種が選ばれていることも大切です。

通常のWord文書を封筒寸法にしている場合は、「レイアウト」の用紙サイズと印刷先の設定を確認します。サイズ不一致の警告が消えないときは、警告を無効にせず、実物・Word・ドライバー・本体の登録値を並べて照合します。

給紙できたら、文字の欠け、擦れ、しわを見ます。位置調整はその後です。宛名が裏側や逆さまになる場合は、封筒の印刷面と給紙方向の確認へ進んでください。

5. 厚紙設定で解決しない場合の確認先

封筒だけが詰まるなら、対応条件とセット方法を再確認します。普通紙でも止まるなら、紙詰まりの残りや給紙部の状態など、プリンター側の手順へ進みます。ローラーの清掃方法や交換は機種により異なるため、説明書の案内を使ってください。

印字のかすれや擦れを、すべて熱不足と決めつけることもできません。インクジェットとレーザーでは方式が異なります。用紙種類が正しくても症状が続く場合は、印字品質の点検や清掃をメーカーの手順に沿って行います。

プリンターへ印刷データ自体が届いていない場合は、封筒の厚さとは別問題です。Wordの印刷先と印刷待ち一覧を確認し、同じ文書を何度も送信しないようにします。

6. 再開は同じ条件の1枚で確認する

詰まりを取り除いたら、対応する新しい封筒を使って1枚だけ再確認します。正常に通り、必要な文字が収まることを確かめてから枚数を増やしてください。機種名、封筒の製品名、給紙口、用紙種類を控えると、次回も同じ条件を再現できます。

公式手順は、Microsoftの封筒印刷、機種例としてCanon TS8630 seriesの封筒セットと用紙種類の指定を参照できます。

📝
Wordトラブル完全解決データベース この記事以外にも、Wordのエラーや不具合の解決策を多数まとめています。困った時の逆引きに活用してください。
この記事の監修者
📈

超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

📘
超解決 Word検定 あなたのWord実務能力を3分で測定!【1級・2級・3級】